西麻布の『R』にて行われている、オオヤコーヒクラスの第二回目は、 テイスティングレクチャー。 「フルボディのもの、ライトボディのもの」でした。 フルボディとライトボディのコーヒーを 4種類の焙煎度(浅・中・中深・深)ごとにテイスティング。 コーヒー豆の銘柄、焙煎度による特徴や味の違い、 焙煎者の個性を感じ取り、自分好みのコーヒーを探すというもの。 今回テイスティングしたコーヒー豆は下記の2種類。 ブラジル(セルトン農園)とグァテマラ(アンティグア)。 ブラジルの焙煎度の浅い方から順に行いました。 ▼写真は自宅用に購入した、グァテマラ(アンティグア) 焙煎度(浅・中・中深・深) まず、ドリップしない状態をスプーンですくってテイスティングしてから、 ネルでドリップしたコーヒーをテイスティング。 ドリップ前に、細かい味が、もやもやとしていたコーヒーの味も ドリップすると、よりクリアにはっきりと個性がでてくるところは面白い発見です。 さらに、しめった土の匂い、黒糖の香り、麦茶みたい、干し草の匂いというふうに。 知っている食べものやモノの味を探りだしていく。 くさったスイカ、風船をふくらますときのゴムの味、 暑い日の線路のまくら木のニュアンスとか、 ユニークな例えもしていきます。 そして用意された味カードに1枚づつ図形や絵、 言葉で記入していき、この部分は好き、この部分は嫌いと、 自分にとって好きなタイプを探しつつ、嫌いなタイプをはじきます。 しかし、これがなかなか難しい。 味の表現には、慣れているはずなのに、 適切な表現を記せなかったりする。 意識して、固定概念をはずして、トレーニングしないと 的確な表現をするのは難しいなと痛感。 で、今回のコーヒーの中で自分の好みはどれ?となると、 グァテマラの中深あたりが好みのコーヒーに近かったように思います。 これからしばらくは、いろいろな食べものを通して、 ちょっとだけ意識して、味の表現をするよう ひそかなトレーニングをしてみようかと考えています。
by riehanazawa
| 2012-06-16 04:19
| ・珈琲&お茶
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花沢 理恵
エディター&ライター、フードスタイリストとして活動中。 お仕事のお問い合わせは、こちらから。 hanazawa.rie@gmail.com 以前の記事
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